日本環境法律家連盟(JELF)大阪支部では、相続や信託を通じて、財産を社会貢献に役立てたいと考える人々をサポートするプロジェクトを進めています。
このたび、ビッグイシュー日本の佐野代表(内閣府「新しい公共」推進会議委員)をお迎えして、社会起業家の方やNPO・NGOが法律家に求めるものをテーマに、御講演いただきます。
多くの皆様のご参加を、お待ちしております。
(準備の都合上、参加御希望の方は、2月9日までにお申し込みください。)
▼日時 2011年2月10日(木) 19時00分~
▼場所 弁護士法人 あすなろ法律事務所 大会議室
(大阪市中央区淡路町3-3-10 チクマビル3階)
http://www.asunaro-l.gr.jp/about_us/access.html
▼テーマ; 「ホームレス問題と社会的企業―ビッグイシューの実践から」
▼講師; 佐野 章二 氏(ビッグイシュー日本・代表)
▼参加費; 無料
▼申し込み先; 住所、氏名、連絡先電話番号又はメールアドレスを明記のうえ、e-mail にて、
JELF大阪支部事務局; jelf-osaka@green-justice.com(担当;眞下)まで
お申し込みください(希望者多数の場合は先着順となります)
▼申し込み期限; 2月9日(水)
~ビッグイシュー日本とは~
ビッグイシューは1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊されました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。
例えば大阪では野宿生活者の約8割が働いており、過半数の人は仕事をして自立したいと思っています。『ビッグイシュー日本版』は働き収入を得る機会を提供します。定価300円の雑誌をホームレスである販売者が路上で売り、160円が彼らの収入になります。最初の10冊は無料で提供し、その売り上げ(3,000円)を元手に、以降は1冊140円で仕入れていただく仕組みです。販売者は、現在ホームレスか、あるいは自分の住まいを持たない人々です。住まいを得ることは単にホームレス状態から抜け出す第1歩に過ぎません。そのため、販売により住まいを得た後も、必要な場合にはビッグイシューの販売を認めています。
ビッグイシューは20~30代前半の人を読者として想定し、若者の立場から社会問題を取り上げ、若者がマイナスの社会的条件を、未来のプラスに転換していけるようなオピニオン誌をめざしています。